AppleのiPadシリーズと違いAndroid™のタブレットは、多くのメーカーが製造しているため選択肢が多くて迷うと思います。
しかも、1万円くらいから買えるものも存在し、Androidのバージョンも製品によって色々です。
そうなのよね〜
Amazonだと安いのがいっぱいあって、ついポチってしままうわ
気持ちは分からないわけではありませんが・・
失敗するとそれなりに痛い金額ですよね。
この記事では中高生以上の人が勉強・学習するために最適なAndroidタブレットを選ぶ方法と、オススメの機種をご紹介します。
なお、お急ぎの方はここをタップで機種紹介まで一気にスクロールします。
Androidタブレットは大手・有名メーカー品を買うのが安全?
結論から述べると、Andoroid端末は機種によりアプリが正しく動作しない恐れがあるので有名メーカーの機種を購入した方が安全です。
その理由は、多くのメーカーが多彩な機種を生産していることが原因です。
普通、アプリ開発者は実機(実際のタブレット端末)で動作確認してアプリをリリースします。
iPadであれば種類が少ないうえ、製造者が同じAppleなのでバラツキがなく動作確認が容易です。
しかし、Androidについては機種やAndroidのバージョンの組み合わせが無数にあり、テストしきれないのが現実です(下図)。
なので、有名メーカーの製品ではテスト済みでも、無名メーカーの製品ではテストされていないケースがほとんどだと思います。
一部のオンライン学習サービスでは、Androidを使う場合、動作確認をするように注意喚起している場合があります。
このような理由から大手メーカーが製造したタブレットがベターだと考えられます。
ただし、最近は大手メーカーがAndroidからChrome Bookへ方針転換しているため、Androidタブレットを販売している大手メーカーは少なくなってきてます。
ようするに、大手メーカー品のAndroidタブレットは選択肢が少ないので、タッチパネル方式のChromeBookも視野に入れても良いかと思います。
ChromeBookは多くのAndroidアプリが使えますのでAndroidタブレットにかなり近い使い方ができます。
ただし、ChromeBookはどちらかと言うとノートパソコンです。
なので、持ち運びに便利な7〜8インチのような小型のタブレットの代替にはならないかもしれません。
なお、ChromeBookが気になる方は下記の記事でご紹介していますのでご一読ください。
購入時はAndroidのバージョンに注意しよう
最新のAndroidのバージョンは「Android 13」です(2023.8時点)。
しかし、ショッピングサイトではかなり古いバージョンのものを販売しているのを見かけます。
安いが故に魅力的に感じてしまいますが、なるべくならば新しいバージョンが初めから搭載されているモデルが良いかと思います。
えっ。自分でバージョンアップすればイイんじゃないの?
最新バージョンにできるとは限らないのですよ・・
古い機種では新しいAndroidへのアップデートはできないことがあります。
例えばAndroid7や8が搭載されているタブレットの場合、最新のバージョンまでアップデートできる機種はほとんどありません。
Androidタブレットのメリットとデメリット
Androidタブレットを選択するメリットは下記の3点が挙げられます。
- 低価格な機種がある
- 防水・防塵性能を持つ機種がある
- スマホがAndroidならアプリを共有できる
Androidタブレットのメリット 1 価格が安いものが多い
例えばiPad(新品)の場合、どんなに安くても4万円台後半〜になりますが、Androidタブレットであればかなり安く購入可能です。
例えば国内大手メーカー品の機種でも2〜3万円程度で入手可能です。
iPadはほぼ定価販売が多く、値崩れしないので安く買うことは難しいのですが、Androidタブレットはセールで安く買うことも可能です。
Androidタブレットのメリット 2 防水・防塵性能を持つ機種がある
通学時に雨に濡れるなんてことは良くあると思いますが、例えばiPadの場合、防水ではありません。
Androidタブレットの場合、いくつかの機種で防水・防塵機能を備えているので不意の水濡れでも安心できます。
(今回ご紹介する機種には防水のものはありません。有名メーカーでは最近製造していないようです。)
ただし、生活防水レベルなので水没には対応できません。
お風呂で使うなら防水カバーでいけそうね。
Androidタブレットのメリット 3 スマホがAndroidならアプリを共有できる
もし、お持ちのスマホがAndroidであれば、タブレットをAndroidにすると便利かつローコストで運用できます。
スマホで課金したアプリがタブレットでも追加料金なしに使えます。逆に、タブレットで課金したアプリもスマホで使えます。
また、ペアレントコントロールをはじめとした保護者による管理を考えた場合もAndroidで揃えた方が無難です。
Androidで統一することにより効率的にアプリを導入することが可能となります。
Androidタブレットのデメリット
iPadやサーフェスと比較した場合ですが・・
Androidタブレットのデメリットはスタイラスペンを使った文字入力がいまいちなところです。
専用ペンが用意されている機種ではだいぶ改善されている感じはしますが、iPadには敵わない感じがします。
字が下手なのが悪いのかもしれませんが、私の場合Androidでは文字認識がイマイチな感じです・・
Androidタブレットの勉強用に必要な条件と選び方
パソコンの場合、プロセッサー速度やメモリー搭載量が選ぶポイントになります。
しかし、Androidoタブレットの場合、この辺の選択肢がほぼないのであまり気にする必要はないかと思います。
なので、最新の製品は高速に動作するくらいの意識で良いのではないかと思います。
上記を気にしなければ、Androidタブレットを選ぶポイントは3つです!
勉強用Androidタブレットを選ぶポイント 1 記憶装置の容量
結論から言うと32GB(ギガバイト)あれば勉強用としては十分です。
32GBだと少なめなのですが、Googleドライブなどのクラウドサービスを使えば、保存容量不足は防げます。(クラウドと接続するための通信環境が必要になります。)
例えば、スタディサプリのように動画を一時的にダウンロードして、オフラインで使用できるサービスを利用する場合、保存容量を大きく消費しますので、より大きい保存容量を選択した方が良いです。
パソコンとは違い、後から容量を増やすことは基本的にできないので、最初の容量選択は重要です。
勉強用Androidタブレットを選ぶポイント 2 Wi-FiモデルかLTE搭載モデルか?
自宅のみでタブレットを使用する場合、自宅のWi-Fiにつなげて使うことになると思いますが、屋外に持ち出して学習しようとした場合、通信手段を考える必要があります。
お持ちのスマホのプランがギガ無制限で使用できる場合は、スマホのテザリング機能を使ってタブレットをインターネットに接続するのが一般的かもしれません。
その場合、Wi-Fiモデルを選択することになります。
しかし、スマホのテザリング機能には一つ難点があります。
スマホのバッテリー消費が大きい
ということです。
普通でもバッテリーがもたないのに・・なんてこった!
テザリングを使う場合はモバイルバッテリーが手放せません。
勉強用Androidタブレットを選ぶポイント 3 タブレットの画面サイズ
資料を見たりすることを考えると10-11インチクラスが画面が大きいため使いやすいかと思います。
ただし、電車やバス通学でタブレットを使いたい場合は、8インチクラスのタブレットが片手で持てるので便利だと思います。
持ち歩きの利便性か画面の見やすさのどちらを優先させるか?という問題になりますが、迷ったら10インチクラスの機種が良いでしょう。
迷ったら10インチクラスを選びましょう!
見落としがちです・・アクセサリー類もチェックが必要!
アクセサリー類なんて後から考えればイイんじゃ無い?
Androidタブレットの場合、機種選びの段階からチェックしておかないとハマります。
例えばタブレットのカバーや保護フィルムは機種に依存します。なので、他の機種の物は基本的に使えません。
Androidタブレットのアクセサリー類はiPadほど豊富にはラインナップがないため事前にある程度の目星をつけておいた方が良いでしょう。
たしかに、オシャレじゃないカバーしか無かったら最悪ね。
結構早めに買わないと、入手困難になることもしばしばです。
カバーケースの例:NEC LAVIE Tab E用
写真タップでAmazonの該当ページが別ウィンドウで開きます。
勉強用にオススメできるAndroidタブレットの紹介
AndroidタブレットはAmazonあたりで検索すると聞いたことないようなメーカーのものが良さげにしかも安く売られています。
筆者はそんなタブレットで一度痛い目を見ているので、信頼できるメーカーの物だけをご紹介したいと思います。
安い!お手頃タブレット
Androidタブレット10インチ
Lenovo(レノボ)
Tab B10 HD 3rd gen
※写真をタップするとAmazonの該当ページが別ウィンドウで開きます。
スペック概要
- プロセッサ:Unisoc T610
- メモリー:3GB
- 記憶装置:32GB
- 画面サイズ:10.1インチ
- バッテリー駆動時間:9時間
- 本体重量:460g
- 通信:WiFi
- microSDスロット:あり
- OS:Android12
詳細なスペック等は販売先をご確認ください。
ポイント
10インチAndroidタブレットで大手メーカー品では最安の部類です。2023年5月発売で比較的新しいモデルです。
保存容量が32GBで少なめではありますが、microSDスロットを装備しているので、保存容量が不足したら拡張することができます。
性能的に突出したものはありませんが、標準的なAndroidタブレットと言えるでしょう。
価格と購入情報
実売価格帯
2万円台〜
価格調査日:2023/8/29
※ポイント・送料は考慮していません。
※価格は常に変動します、下のボタンでご確認ください(別タブで開きます)
安心の老舗日本メーカーNEC製
10インチAndroidタブレット
NEC
LAVIE T1175/BAS
※写真をタップするとAmazonの該当ページが別ウィンドウで開きます。
スペック概要
- プロセッサ:Unisoc T610
- メモリー:3GB or 4GB
- 記憶装置:32GB or 64GB
- 画面サイズ:10.1インチ
- バッテリー駆動時間:9時間
- 本体重量:490g
- 通信:WiFi
- microSDスロット:あり
- OS:Android11
詳細なスペック等は販売先をご確認ください。
ポイント
安心の日本メーカー製で、購入後のサポートも充実しています。
例えば、セットアップのマニュアルが紙で付属したり、使い方の無料電話相談が可能です。
価格と購入情報
実売価格帯
3万円台〜
価格調査日:2023/8/29
※ポイント・送料は考慮していません。
※価格は常に変動します、下のボタンでご確認ください(別タブで開きます)
持ち運びの手軽さ重視なら
8インチAndroidタブレット
NEC
Lavie PC-T0875CAS
※写真をタップするとAmazonの該当ページが別ウィンドウで開きます。
スペック概要
- プロセッサ:MediaTek Helio P22T
- メモリー:3GB
- 記憶装置:32GB
- 画面サイズ:8インチ
- バッテリー駆動時間:13時間
- 本体重量:305g
- 通信:Wifi
- microSDスロット:あり
- OS:Android11
詳細なスペック等は販売先をご確認ください。
ポイント
大手メーカー品で8インチのモデルではこの機種がスペックも高めで、お手頃価格です。
レノボでも同じような機種を出していますが、仕様が少し古いためこの機種を推します。
価格と購入情報
実売価格帯
2万円台〜
価格調査日:2023/8/29
※ポイント・送料は考慮していません。
※価格は常に変動します、下のボタンでご確認ください(別タブで開きます)