この記事では大学生がプログラミングスキルを身につけるべき理由について、具体的に5つ挙げます。
最初にお伝えしておきたいことは、プログラミングを学べば人生が劇的に変わるということです。
わたし、IT企業に就職するつもりはないけど・・それでもプログラミングは有効なのかしら?
一般企業に就職する人ほど、プログラミングスキルは有効ですよ!
大学生がプログラミングを学ぶべき理由①就職市場での競争力向上とキャリア選択肢の拡大
プログラミングスキルが就職市場での優位性と多様なキャリアをもたらす
皆さんがお考えの通り、プログラミング能力があると就職市場で有利になります。
実際、近年では従来プログラミングと無縁だった一般企業でも、そのスキルが非常に求められるようになっています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が一般企業にも押し寄せており、プログラミングスキルを持つDX人材の採用が重要視されています。
情報系の勉強を専門的に行ってきた学生は、当然、専門性を活かすためIT企業に就職することが多いです。
さらに、人手不足が拍車をかけ、一般企業がDX人材を獲得するのは難しい状況となっています。
プログラミング必要なら外注すればいいのに
システム開発だけでは問題解決には至らないのです。
「DX対応は社外にITシステムを発注すれば良いではないか?」という考え方は実は大きな誤解です。
DXの本質は業務効率化を実現することであり、IT技術はその手段の一つに過ぎません。
したがって、社内の業務に精通した人材が業務を根本から見直し、必要に応じて業務システムを構築・改修することが効率的かつ適切な方法となります。
プログラミングスキル獲得すれば、一般企業ウケが良くなりそうね
それどころか、新たな選択肢も広がりますよ!
プログラミングスキルがもたらす新たなキャリアパス
プログラミングスキルを身につけることで、従来のキャリア選択肢に加えて、新たなキャリアパスが広がります。
例えば、システム開発やデータ解析の専門職だけでなく、マーケティングや営業、人事など幅広い分野で活躍することが可能になります。
また、自らが業務改善の提案や実行に関われることにより、組織内での影響力や評価も向上するでしょう。
さらに、プログラミングスキルを持つことで、フリーランスや起業といった働き方の選択肢も広がります。
特に技術をベースにしたスタートアップ企業が増えており、自らのアイデアを形にするためにプログラミングスキルが役立つことも多いです。
また、個人でWebサービスやアプリを開発し、収益を上げることも可能です(学生のうちから可能ですよ!)。
なお、プログラミングは国際的に共通のスキルであり、グローバル展開する企業への就職・転職の選択肢が生まれる可能性もあります。
プログラミングスキル・・・すごく役立ちそうね!
逆に、ITに疎いとこれからは厳しい社会になると思いますよ・・これ本当に・・
大学生がプログラミングを学ぶべき理由②クリエイティブ思考と論理的思考力の向上
効率的な仕事の進め方を考えるスキルが身につく
プログラミングは、「コンピュータに作業手順を指示する作業」であり、効率的なプログラミングは与えられた条件で適切な動作を行わせることですが、例外状況も考慮する必要があります。
ようするに、考えうる状況を全て洗い出し、効率的な手順を考えるのがプログラミングです。
プログラミングは、処理の流れを論理的に考える力を要求されるので、論理的思考能力が向上するのは当然です。
この論理的思考力の向上により、独創的な発想やアイデアを生み出すクリエイティブ思考も同時に鍛えられることになります。
そして、そのアイデアの妥当性や実現性も検証できるようになります。
このクリエイティブ思考と論理的思考は、一般的な仕事でも求められるスキルで、仕事の段取りや問題解決にも役立ちます。
これは、義務教育でプログラミングが取り入れられた理由の一つでもあります。
考え方のトレーニングになるのは分かったけど、実際の仕事でプログラミングはどう役立つの?
ほとんどの仕事でプログラミングを役立たせることができると思いますよ!
実際の仕事効率が改善する事例
例えばエクセルの機能にVBAと呼ばれる機能があり、プログラミングするとエクセル作業の効率化・自動化が可能となります。
これは、エクセル以外のオフィス系アプリでも同じです。
また、Googleのクラウドアプリ(スプレッドシートなど)もGASと呼ばれる開発言語で効率化が可能です。
なお、VBAやGASはプログラミングの中では簡単な部類なので、学びやすいとも言えますが、それほど就活の武器としては強くありません(応用範囲が広くない)。
就活の武器にするためにプログラミングを学ぶのであれば、VBAよりも高度な開発言語を習得することをおすすめします(マスターしたらVBAレベルであれば容易に習得可能)。
実際の業務では、VBA等を使っても市販のアプリでは効率が上がらないケースがあります。
その場合、業務内容に合わせてアプリを開発した方が中長期的に見て合理的です。
プログラミングスキルがあれば、アプリ開発するという発想に至ることが可能です。
同じ給料もらうなら楽な方がいいわよね・・
そりゃ当然ですが・・
けど、プログラミング知らなかったら・・・
雰囲気にのまれて流されるだけね・・きっと
大学生がプログラミングを学ぶべき理由③企業の将来性を見抜く力がつく
ほとんどの業種でDXを推進することにより業務効率化を図れるはずです。
にも関わらず、効率化できる業務を人海戦術でやっているような企業は今だに多くあります。
そのような企業では経営層・管理職層がIT音痴なケースがほとんどで、将来的に存続することは難しいでしょう。
ITスキルがないと危険を見抜けない
企業へインターンで赴いたとき、業務体験をすることになります。
その時、IT化による業務効率改善がどの程度進んでいるかを見ることが出来ます。
これは、入社すべきかどうかの指標として非常に重要です。
「ITスキルを持つ人材がいれば・・。」「ITを使って業務効率化を考える上司・経営者がいれば・・。」無駄な仕事をしていないはずです。
しかし、自分にITスキルがなければ「仕事ってこんなものか・・」と受け入れてしまう可能性があります。
それって非常に危険です。
単純作業の繰り返しでは、自身の成長も望めませんので、転職も厳しくなります。
ITスキルが無いと、会社のレベルが見抜けないってこと?
そのとおりです。ITを使いこなしている企業なのかしっかり見極めましょう。
プログラミングスキルは何をどう学べば良いのか?
非情報系大学生は何を学ぶのが良いか?
おすすめはWebデザイン
WebデザインはHTML、CSS、JavaScriptといった開発言語を使いWebページを制作します。
また、バナーやビュジュアル制作のために、Photoshopのようなアプリも使います。
非情報系の大学生にWebデザインをおすすめする理由は下記です。
上記理由を簡単にご説明しましょう。
1.比較的習得が容易
→Webデザインは3ヶ月もあれば習得可能なレベルです。
2.アプリ開発の基礎となるから
→開発言語のPHP、Java、RubyでWebアプリを学ぶときもHTML/CSSから学びます。HTML/CSSはより発展的なプログラミングを学ぶための基礎となります。
3.就職先の業種が多いから
→どんな企業でもWebサイトを運用しているため、Webデザインができる人材が必要です(企業のWeb担当者・広報)。また、Web専門の制作会社は地方にも多くあります。
4.すぐアウトプットでき、企業にアピール可能だから
→オリジナルのWebサイトを制作・公開して、自分の実力を企業に知らしめることが可能です(ポートフォリオ)。
Webデザイン=DX人材とは言えないのですが、ここから始めるのが低リスクです。
完全独学は非効率・無謀?
プログラミングは書籍やネットの情報を使って独学も可能です。
ただし、独学でプログラミングを学ぼうとした人の半数は挫折してしまうという統計データもあります。
株)SAMURAIの調査データでは、プログラミング学習者の9割が挫折するという結果で、挫折者のうち6割が独学であったとのことです。
プログラミングに付き物なのがバグやエラーです。
自分では正しくプログラミングしていると思っていても、少しの誤りで正しく動きません。
いつまで経っても先に進めないということは日常茶飯事です。
これが、続くと容易に挫折します。
ですが、プログラムの誤りを指摘する存在があれば前進できるので挫折は避けられます。ようするに、プログラミングスクールで学んだ方が効率よく学べるということです。
でも、料金高いんじゃない?
高いスクールは50万円以上しますが、サブスクタイプなら安く学べますよ!
無料体験、格安で学び始めるなら
安くプログラミングを学びたいならば、月額定額制(サブスク)タイプのプログラミングスクールがお手軽かつ安心です。
その中でも、大学生であればフリークスがちょうど良いと思いますが、詳しくは【2024年版】月額サブスク制プログラミングスクールの比較と選び方という記事で解説してます。
その記事でご紹介しているスクールのほとんどが無料体験の実施をしているので、取りあえず試してみるのも良いのではないでしょうか?