プログラミング学んでITエンジニアに転職したいけど、本当に転職できるか不安だよ・・
プログラミング未経験者でも、プログラミングスクールの転職保証付きコースで学べばITエンジニアへ転職成功率が高まるはずです。
プログラミングスクールの転職保証とは?
転職保証コースは、転職できなかった場合に授業料を返金するというコースです。ただし、返金を受けるためにはスクールが決めた条件を満たしている必要があります。
その返金条件っていうのが大変そうなんだよね・・
では、その返金条件等を含め、転職保証コースのメリットとデメリット2つの観点から解説しましょう。
転職保証コースの特徴とメリット
一般的に転職保証コースでは下記の3つのメリットがあると考えられます。
メリット① 転職活動のサポートが手厚い
転職保証コースの最大の特徴は転職活動に関わるサポートが充実していることです。
ITエンジニアへの転職を確実に成功させるには、プログラミングスキルの習得をしただけでは不十分です。
転職保証コースでは、初歩的な「求人の探し方、見方」から面接対策や書類添削までを経験豊かなキャリアアドバイザーが寄り添って指導してくれます。
なので、面接試験に自信のない方や初めての転職の方には心強いかと思います。
さらに、求人の紹介もしてくれるので楽な転職活動を展開できます。
プログラミングできても面接に合格しなきゃダメだもんね・・
初めてだから不安だし、どうしたらいいんだろう?
例えば面接でのアピールポイントは一人で考えるのではなく、プロにアドバイスしてもらえるので安心できます。
それを踏まえた面接練習もあれば効果絶大です。
メリット② 転職成功率が高い
受講者を転職成功に導かなければ、授業料は返金となってしまうので、スクールも必死でサポートします。
転職成功率がほぼ100%というスクールも珍しくはありません。
メリット③ 国からの給付金をもらえるコースが多い。
ほとんどのスクールの転職保証コースは国からの給付金を受けられる対象コースに指定されています。
受講料金の最大70%も戻ってくるので、金銭的負担は大幅に減少します。
さらに、各スクールが独自に行なっている割引制度を併用することにより、一般的なコースの料金と同等、またはそれを下回る水準まで安くなることがあります。
転職保証コースのデメリット
デメリット① 給付金を使っても、受講開始時にまとまったお金が必要
給付金はすぐにもらえず、入校時に正規の金額を全額またはローンで支払う必要があります。
実際に給付金を受け取れるのは、給付金の種類によりますが、「受講終了後」「受講開始から6ヶ月後」「就職後」「就職の1年後」のいずれかになります。
なので、とりあえずまとまった金額のお金が必要となります。
デメリット② 後戻りできないかもしれない
給付金を申し込んだり、高額な学費を支払ってしまったりすれば、簡単に学習を止めることはできないのではないでしょうか?
辛くても最後までやり切る必要があります。給付金を全額もらうためには就職する必要もあります。
プログラミングはそれほど簡単ではありませんし、PCの前にずっと座って作業する辛さがあります。
世の中にはプログラミングが合わないという人が一定数いるのも事実。
「どうせ転職するなら将来有望で高給取りになれるプログラマーが良い」といった安易な考えだけでは危険です。
なので、事前に無料体験するとか無料カウンセリングでよく相談することが大切です。
デメリット③ 転職保証を受けるには条件をクリアする必要がある
転職保証の条件は各スクールで多少の違いはありますが、一言で言い表せば・・
「勉強も転職活動もサボらず、言われたことはきちんとやりなさい」と言えそうです。
まあ、当たり前のことなんですが・・。
毎日3時間くらいはプログラミングの勉強に費やす必要があります。
働きながらこれをやろうとすると結構難しかったりします。
後で保証が効かないとなら内容とならないように、転職保証の細かいルールは各スクールに聞いておきましょう。
また、年齢など受講すること自体に制限がある場合があり、だれでも受講できるとは限りません。
MEMO:無料カウンセリングで聞くべきこと
上記までを踏まえて、無料カウンセリングで聞いておいた方が良い項目を挙げます。
- 給付金の詳細
- プログラミングが自分に合いそうか?
- 転職保証のルール
無料カウンセリングはキャリア形成を考える上でも有意義なので是非受けましょう。
プログラミングスクール5校の転職保証コース比較
転職保証コースの比較は下記の5つがポイントとなります。
なお、講師の質は受講者のバックグラウンドや感じ方で評価が異なってくるので比較不能です。
これを確認するためには、無料カウンセリングや無料体験を通してあなたの感覚で評価する必要があるでしょう。
上記5つについて比較と解説をしていきます。
転職保証コース比較 1 学べる開発言語の比較
スクール名 コース名 | 開発言語 |
---|---|
サムライエンジニア -Webエンジニア転職保証コース | Ruby、JAVA、Python、PHPのいずれか |
テックキャンプ -エンジニア転職コース | Ruby |
テックアカデミー -エンジニア転職保証コース | JAVA |
DMM WEBCAMP -エンジニア転職短期集中コース | Ruby |
ポテパンキャンプ -Railsキャリアコース | Ruby |
どのスクールの転職保証コースもWebアプリを学ぶカリキュラムとなっています。
これはWebアプリ開発エンジニアの需要が多く、求人が多いためです。
習得難易度はRubyがもっとも簡単ですが、それだけで安易にRubyを学ぶと決めない方が良いでしょう。
例えばJAVAはWebアプリ以外にスマホアプリ、デスクトップアプリなども開発でき、汎用性が高いのが特徴です。
そのためJAVAを選べば、将来的にWebアプリ開発以外の開発に再転職する道も開けます。
JAVA良さそうだけど難しいんでしょ?
難しいと言っても、学びきれないというレベルではありません。そのためのスクールですから安心して学びましょう。
はじめてオンラインでプログラミングを学ぶ方は、テックアカデミーで無料体験ができます。こちらは、名前とメールアドレスの登録のみですぐ体験できます。
そして、その後電話等による勧誘はありません(電話番号入力しないから)。
また、開発言語やキャリアパスに悩んでいる場合は、取り扱い開発言語の種類が多いサムライエンジニアの無料カウンセリングで相談すると良いでしょう。
転職保証コース比較 2 学習期間の比較
スクール名 コース名 | 学習期間 |
---|---|
サムライエンジニア -Webエンジニア転職保証コース | 4ヶ月・6ヶ月 |
テックキャンプ -エンジニア転職コース | 2.5ヶ月〜 |
テックアカデミー -エンジニア転職保証コース | 4ヶ月 |
DMM WEBCAMP -エンジニア転職短期集中コース | 3ヶ月 |
ポテパンキャンプ -Railsキャリアコース | 5ヶ月 |
Webアプリ開発は開発言語だけでなく、データベース(SQL)、GitHub、サーバー(Linux)などについても学ぶ必要があります。
ようするに、覚えることが多くあります(多いだけでそれほど難しくないけど)。
なので、働きながら学ぼうとすると4ヶ月でマスターするのは結構しんどいはずです。
テックキャンプの最短2.5ヶ月というのは、毎日12時間×週5日というハードなスケジュールで学んだ場合で、働いていない人のためのコースです。
また、DMM WEBCAMPの3ヶ月というコースも同じです。
時間に余裕を持つ方が、オリジナルアプリやポートフォリオ制作に時間をかけられます。
転職保証コース比較 3 入学金・授業料・給付金の比較
各スクールの料金を下表で比較しますが、2023年9月25日現在の価格となっています。
価格は定期的に改定されますので、各公式サイトでご確認ください。
スクール名 コース名 | 入学金(込) | 授業料(込) |
---|---|---|
サムライエンジニア -Webエンジニア転職保証コース | 99,000円 | 594,000円(16週プラン) |
781,000円(24週プラン) | ||
テックキャンプ -エンジニア転職コース | なし | 657,800円(短期集中スタイル)※ |
877,800円(夜間・休日スタイル)※ | ||
テックアカデミー -エンジニア転職保証コース | なし | 547,800円 |
DMM WEBCAMP -エンジニア転職短期集中コース | なし | 690,800円 |
ポテパンキャンプ -Railsキャリアコース | なし | 440,000円 |
※なお、テックキャンプについては通学制コースとオンラインコースがありますが、オンラインコースの価格を表示しています。
正直、どこも高いです・・。
ですが、給付金制度を使えば、通常のコースと同じ水準まで負担は減ります。
スクール名 コース名 | 給付金の種類 | 実質的な費用(込) |
---|---|---|
サムライエンジニア -Webエンジニア転職保証コース | リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 207,900円(16週プラン) |
320,000円(24週プラン) | ||
テックキャンプ -エンジニア転職コース | 専門実践教育訓練給付制度 | 197,340円※ |
317,800円※ | ||
テックアカデミー -エンジニア転職保証コース | 専門実践教育訓練給付制度 | 164,340円 |
リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 199,200円 | |
DMM WEBCAMP -エンジニア転職短期集中コース | 対象外 | 690,800円 |
ポテパンキャンプ -Railsキャリアコース | リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 160,000円 |
※なお、テックキャンプについては通学制コースとオンラインコースがありますが、オンラインコースの価格を表示しています。
DMM WEBCAMP以外のコースでは給付金を受けることができます。
給付金の種類はリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業、専門実践教育訓練給付制度の2種類がありますが、受給条件が緩いのはリスキリングの方です。
ただし、専門実践教育訓練給付制度はスクールが認定を受けるハードルが高いので、質の確保は確実であると考えられます(厳しい審査を通っている)。
(専門実践教育訓練給付制度は歴史も古い)
どちらの給付制度が自分に合っているか確かめたい場合、両方の認定を受けているテックアカデミーエンジニア転職保証コースの無料カウンセリングで聞いてみると良いでしょう。
転職保証コース比較 4 働きながら学習できるかの比較
スクール名 コース名 | 働きながら学べるか? |
---|---|
サムライエンジニア -Webエンジニア転職保証コース | ○ |
テックキャンプ -エンジニア転職コース | 短期集中スタイル→× |
夜間・休日スタイル→○ | |
テックアカデミー -エンジニア転職保証コース | ○ |
DMM WEBCAMP -エンジニア転職短期集中コース | × |
ポテパンキャンプ -Railsキャリアコース | ○ |
DMM WEBCAMPとテックキャンプ短期集中スタイル以外は働きながら学ぶことができます。
オンライン学習なので、自分の好きな時間を使って学ぶことができます。
また、各スクールのメンタリングではそれを踏まえた学習スケジュールの調整や相談を行ってくれます。
転職保証コース比較 5 年齢制限の比較
スクール名 コース名 | 年齢制限 |
---|---|
サムライエンジニア -Webエンジニア転職保証コース | 31歳以下 |
テックキャンプ -エンジニア転職コース | 39歳以下 |
テックアカデミー -エンジニア転職保証コース | 32歳以下 |
DMM WEBCAMP -エンジニア転職短期集中コース | 29歳以下 |
ポテパンキャンプ -Railsキャリアコース | 29歳以下 |
一般的に、未経験からITエンジニアへの転職は、30歳前後が限界と言われています。
転職保証する各コースも上表のように30歳前後までが保証の条件となっていますが、テックキャンプだけが30代全般をカバーしています。
全体比較表とまとめ
上記までで比較した項目を一つの表にまとめました。
スクール名 コース名 | 学べる開発言語 | 年齢制限 | 学習期間 | 実質的な費用(込) | 働きながら学べる? |
---|---|---|---|---|---|
サムライエンジニア -Webエンジニア転職保証コース | Ruby、JAVA、Python、PHPのいずれか | 31歳以下 | 4ヶ月(16週プラン) | 207,900円 | OK |
6ヶ月(24週プラン) | 320,000円 | ||||
テックキャンプ -エンジニア転職コース | Ruby | 39歳以下 | 2.5ヶ月(短期集中スタイル) | 197,340円※ | NG |
6ヶ月(休日夜間スタイル) | 317,800円※ | OK | |||
テックアカデミー -エンジニア転職保証コース | JAVA | 32歳以下 | 4ヶ月 | 164,340円 | OK |
199,200円 | |||||
DMM WEBCAMP -エンジニア転職短期集中コース | Ruby | 29歳以下 | 3ヶ月 | 690,800円 | NG |
ポテパンキャンプ -Railsキャリアコース | Ruby | 29歳以下 | 5ヶ月 | 160,000円 | OK |
※テックキャンプは通学生コースもある。ここで示すのはオンラインコースのみ。通学生コースは若干価格が上がります。