最近良く耳にするDX(デジタルトランスフォーメーション)は多くの日本企業にとって急務とされています。
その中でもIoT(Internet of Things)はDXにおける重要な役割を果たすと言われているのですが、実はエンジニアが少ないという現状があります。
現状ではIoTを学べる場所もそれほど多くはありません。
IT業界全体でエンジニアの人材不足が懸念されていますが、特にIoTエンジニアは最近できた職種とも言えるため、まだライバルが少ないというメリットもあります。
本記事ではオンラインでIoTを学べるプログラミングスクール2校を比較していきたいと思います。
各校とも無料カウンセリングがありますので、興味が湧いた方は直接話を聞いてみましょう。
ライバルが少ないってことは、やってみる価値がありそうだね!
日本が得意な『モノづくり』+『インターネット』ですから就職先は思ったよりも多いですよ!
IoTを学べるプログラミングスクールは2校
現在Iotについて学べるプログラミングスクールは下記の2校です。
IoTを学べるプログラミングスクール① インターネット・アカデミー
IoTを学べるプログラミングスクール② ヒューマンアカデミー
IoTを学べるプログラミングスクールの料金・学習期間の比較
料金の比較
各校の各コースの標準料金を下表で比較します。割引や給付金などのについては表の少し後でご紹介します。
スクール・コース名 | 標準料金(税込) |
---|---|
インターネット・アカデミー IoTエンジニア育成コースA | 834,680円 |
ヒューマンアカデミー IoTエンジニア総合講座 (総合コース) | 572,000円※ |
※2 ヒューマンアカデミーを初めて使う人は入会金11,000円別途必要。
少し高いね!
専門学校や大学に行くよりも格安ですし、プログラミングスクールの料金相場的には普通です。
なお、条件を満たせば、インターネット・アカデミーは
実質56万円OFFで受講可能ですよ!
インターネット・アカデミーの料金
インターネット・アカデミーのIoTエンジニア育成コースA は、経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座(通称:Reスキル講座)に認定されているため、条件を満たせば最大56万円の給付金を国からもらえます。
つまり・・
通常料金:834,680円(込)
↓
実質:274,680円(込)!
これなら検討する価値ありそうだね!
給付金をもらえる条件ですが、簡単にいうと雇用保険への加入期間が2年以上です。
国の制度は分かりにくい部分が多いので、詳しい話はインターネット・アカデミーで無料相談できますので聞いてしまった方が早いです。
なお、インターネットアカデミーIoTエンジニア育成コースAの標準学習期間は41日間(82時間)となっています。
なお、本サイトでも給付金については解説していますので下記記事を参考にしてください。
ヒューマンアカデミーの料金
ヒューマンアカデミーではオンライン説明会を受けると早期申し込み割引を受けることができ、入学金11,000円が0円になる割引制度があります。
なお、IoTエンジニア総合講座は「基礎コース」「実践コース」に分割して受講が可能で、その場合の料金は下表のとおりです。
IoTエンジニア総合講座 | |
---|---|
基礎コース | 実践コース |
6ヶ月 398,530円(込) | 2ヶ月 173,250円(込) |
総合コース(基礎コース+実践コース) | |
6ヶ月 572,000円 |
※入会金含まず。
基礎コースと実践コースを合わせた総合コースが約5万円お得です。
コレ見ると総合コースで決まりだね。
ヒューマンアカデミーIoTエンジニア総合講座の標準学習期間は6ヶ月間となっています。
また、「PC・キーボード(ブラインドタッチが望ましい)が使えない」「学習過程においてプログラミングの経験がない」「n進数や論理演算が全く理解できない」という人に対しては1ヶ月間のエントリーコース27,500円(込)も用意されています。
IoTを学べるプログラミングスクールの転職・就職サポートの比較
転職のサポートを受けたいのであればインターネット・アカデミーです。ヒューマンアカデミーでは転職サポートは行っていません。
スクール名 | 転職サポートの有無 |
---|---|
インターネット・アカデミー | ○ |
ヒューマンアカデミー | × |
インターネット・アカデミーのサポートは一般的なプログラミングスクールよりも充実しています。
→インターネット・アカデミーのサポートについて詳しく
IoTを学べるプログラミングスクールの学べる内容の比較
学べる開発言語の比較
IoT開発に使われる開発言語はC系言語、Java、Pythonのほか、Webアプリ開発で使うNode.js(JavaScriptの一種)が一般的です。
IoTを学べる2つのスクールではそれぞれ下表のような開発言語を学びます。
スクール名 | 学ぶ開発言語 |
---|---|
インターネット・アカデミー | HTML/CSS、Node.js(NodeRed) |
ヒューマンアカデミー | C言語 |
同じIoT開発でも、全くアプローチが違います。
この2校では同じIoTを学ぶのにしても、学ぶ方向性がかなり違います。
簡単に説明すれば、インターネット・アカデミーは規格化されたIoT機器を取り扱うためのWebアプリについて学びます。
一方、ヒューマンアカデミーの方では機器自体をIoT化するための開発手法を学びます。
それぞれのスクールの特徴を詳しく見てみましょう。
学習内容の特徴 インターネット・アカデミー
IoTエンジニア育成コースA
インターネット・アカデミーIoTエンジニア育成コースAにおける学習内容の特徴は下記の3点です。
1、IoT機器内部の制御よりもソフトウェア開発に特化
ようするに、機器は初めからインターネットに接続できる機能を有しており、データのやり取りはIoTの国際規格ECHONET Liteを使う機器を取り扱う前提となっています。
なので、機器内部の電子回路に関する知識は不要で、機器を制御するためのアプリやサーバー(クラウド)の開発について学びます。
2、HTML/CSS、JavaScriptを使用するので習得難易度は低い
プログラミング言語の中でもHTML/CSS、JavaScriptは習得難易度が低めで、プログラミング経験がない人でも比較的短期間でマスターできます。
HTML/CSSはホームページを作成するためのマークアップ言語で、コレをマスターすればWebページを作成することができます。
JavaScriptは通常ホームページに動きをつけたりすることに使われますが、ユーザーやIoT機器からの入力や出力といったことを実現するために使うことも可能です。
具体的には、JavaScriptのNode.js(NodeRed)というフレームワークを使用することでサーバー、アプリ、IoT機器間のデータやり取りを行う学習を行います。
HTML/CSS、JavaScriptを学べばWeb制作やWebアプリ開発もできるようになるので、応用範囲は広いというメリットもあります。
3、サーバーOSの技術習得に注力する
IoT制御をWebページで実現するためにはサーバー(クラウド)が必要なため、サーバー構築や保守・運用について学びます。
一般的なサーバーOSはLinux系を使うことが多いため、Linuxについて深く学びます。
そのため、Linux技術者認定試験というサーバーエンジニアの登竜門的資格を取れるレベルまで学ぶことができます。
もっと詳しく知りたい方は、インターネット・アカデミーの無料体験や無料相談を利用してみてくださいね!
学習内容の特徴 ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの学習内容の特徴は下記の2つです。
1、IoT機器内部の制御を学ぶ
正確には、電子機器内部の回路まで踏み込んだ学習は行われませんが、回路内部に組み込まれたマイコンの制御を行い、リアルタイム制御等について学びます。
なので、ある程度ICやセンサーの知識は必要になるため、理系・工学系の人に向いている内容だと思います。
規格化された制御を学ぶインターネット・アカデミーの内容とは異なり、ゼロから通信・制御を行うため基礎力〜応用力までが身に付くと言えます。
2、C言語、C++、アセンブラなど、習得難易度が高い開発言語を使う。大学の情報工学系学部レベル。
回路内部のマイコン等の制御のためにC言語やアセンブラを学ぶ必要があります。正直言って、これらは他の開発言語から比較するとかなり難しいです。
難しい理由として極端な話をすれば「なぜパソコンが動くのか?」ということを理解してプログラミングする必要があるためです。
例えば、C言語ではメモリスタックといって、データを一時的に保存するメモリー内部にどのようにデータが保存されていくかを知らないとエラーが出たりします(他の言語では自動で管理されるので知らなくても良い)。
総合的に見てみると、大学の情報工学系学部で学ぶ内容に近いかと思います。
逆に言えば、そこまでマスターできれば優秀なIoTエンジニアになれるとも言えます。
理系大学等を卒業している実績があるとすれば、挑戦する価値があるコースだと思います。
IoTを学べるプログラミングスクールまとめ
プログラミング未経験の人がIoTエンジニアとして転職を前提とするなら、国からの給付金、就職サポートの充実という点でインターネット・アカデミーのIoTエンジニア育成コースAがおすすめです。
例えば、理系の大学を出ていたり、現在ものづくり産業に就業していて、転職ではなくスキルアップのために学びたいのであれば、学びが深いヒューマンアカデミーのIoTエンジニア総合講座は魅力的であると考えられます。
想定される転職先も2つのスクールでは異なり、インターネット・アカデミーIoTエンジニア育成コースAであれば、『IT企業・システム開発系企業』です。
ヒューマンアカデミーIoTエンジニア総合講座であれば『メーカーの研究開発職』が想定されます。
IoTに興味がある方は、インターネット・アカデミーの無料体験を受けてみたら良いと思います。
また、各校とも資料請求や無料説明会も開催していますので聞いてみてはいかがですか?