大卒者(短大含む)が通信制大学を使って最短半年で図書館司書資格を取得できるのは『八洲学園大学(読み:やしまがくえんだいがく)』です。
しかも、大学に一切足を運ばず、インターネットを使ったオンライン授業で完結できるお手軽さです。
この記事では大卒社会人が八洲学園大学を使って司書資格を取得するメリットを詳しく見てみようかと思います。
目次
- 通信制大学の大変ところ社会人はスクーリングが大変
- 八洲学園大学以外では・・便利そうなメディア授業の落とし穴
- 八洲学園大学で図書館司書を取得するメリットは・・生きた授業と手厚いサポート
- 八洲学園大学の図書館司書コースでは・・7割超が1年以内に図書館司書資格を取得
- 早く図書館で働きたい人に最適な八洲学園大学
通信制大学の大変ところ社会人はスクーリングが大変
どの通信制大学にも普通「スクーリング」というものがあります。
スクーリングは教授の講義を対面式で受講することを意味し、大学のキャンパスや指定された場所に足を運ばなければなりません。
社会人がこのスクーリングを受けるには仕事のスケジュール等の調整が必要であったり、地方の人だと場合により宿泊しなければなりません。
すなわち、時間とお金のロスが発生します。
通信制大学の中には、地方でスクーリングを行ったり、メディア授業という形でスクーリングを行い、地方の人や社会人に対応している大学があります。
メディア授業とは、講義をインターネットで動画配信したり、場合によってはチャットや掲示板で学生間や教授とコミュニケーションを取りながら行うものもあります。
なお、メディア授業という名称は大学によって呼び方が異なる場合があります。スクーリングをメディア授業で行うことを、本記事では今後メディアスクーリングと呼称します。
メディアスクーリングについては、リアルタイムで授業を配信するパターンと録画されたビデオを視聴するパターンがあります。
すでに録画されているものを、指定の期間中に視聴して、レポート提出や単位修得試験を受験するケースでは、その動画視聴を「何時でもどこでも見る」ことができ、自分のペースで学習ができて便利です。
図書館司書資格を取得するだけでもスクーリングが必要
大卒者(短大含む)が司書資格を取得する場合、通信制大学で学士を取得ケースよりも大幅に少ない単位数で良いので、通常長くても1年くらいで取得できます。
しかし、図書館司書を取得の要件として、どの通信制大学でも演習科目が含まれており、スクーリングの対象となっています。
大学により、講義の科目数や必要単位数が多少異なりますが、八洲学園大学の場合は司書資格取得に必要な16科目(32単位)中の4科目※1(8単位)がスクーリングの対象となっています。
※1情報サービス演習1、情報サービス演習2、情報資源組織演習1、情報資源組織演習2
↑八洲学園大学の科目説明に飛びます。
(別ウィンドウ)。
八洲学園大学のスクーリングは、全ての講義についてメディアスクーリングで単位取得できます。
ただし、複数回ある開講日に合わせてメディアスクーリングを受講する必要があり、出席もとられます(各科目で出席率80%以上が必要)。
これはなぜかというと、横浜キャンパスでの講義をリアルタイムで配信し、学生間や講師でチャットによるディスカッション(意見交換、議論、質問)するためです。
なお、講義終了後はその動画を好きな時間に見ることができ(オンデマンド受講)復習できます。
メディアスクーリングは土日のコースもありますよ!
次のセクションで説明しますが・・・
八洲学園大学以外では・・便利そうなメディア授業の落とし穴
いつでもどこでも視聴できる録画済みの動画配信では2つデメリットがあります。
録画済み動画配信のデメリット
- いつでも見ることができるのでサボりがちになる可能性
- 授業の理解度が上がらない可能性
録画済み動画配信のデメリット1 いつでも見ることができるのでサボりがちになる可能性
自己管理が不得意な人は、いつでも動画視聴できると思うと、先延ばしにしてしまうかもしれません。
その点、決められたスケジュールでメディアスクーリングを行うとすれば、出席しなければ単位を落とすのできちんと参加するのではないでしょうか?
大学の講義は基本的に90分で1科目あたり15回で構成されます(この点は全日制大学も通信制大学も同じ)。
ですので、1科目の単位取得に要する時間は90分×15回=1,350分(22.5時間)です。
メディア授業で1科目分の単位を習得しようと思うと、22.5時間も動画を視聴しなければならないのです。
そして、図書館司書資格取得に必要な演習は大抵4科目は必要ですから、90時間分の動画視聴が必要なわけです。
映画ならば2時間ものを45本見るのと同じか!
授業なんだから、時短は無理よ!
録画済み動画配信のデメリット2 授業の理解度が上がらない可能性
まず、下の図①をみてください。おなじみのGoogle検索ですが、検索語を入力すると検索ワードを提案してくれる機能があるのはご存知だと思います。
この提案される検索ワードは「みんなが検索するキーワード」が候補として表示されるものです。
図①の検索窓は「とある大学名 通信 司書」を入力した後、提案されたものです。
図中の矢印に「難しい」、「延長」というワードが含まれています。
これは、通信制大学で司書資格を取ることを、難しいと感じている人や期限内に取得できなかった人がいるということです。
仕事によっては先が読めないこともあるしね。
なので、メディア授業を受けるときに大切なのは・・
メディア授業の問題点とは?
通学不要でテキスト学習とインターネットを利用したメディア授業だけで、卒業や資格取得をできる通信制大学もあります。
しかし、動画を視聴するだけの授業で理解度を高めるのは実は難しいということはやったことある人しか分からない事実かもしれません。
実際、オンライン学習について、普通の学習と比較すると「継続しにくい」、「学力が向上しない」という結果がいくつかの学術論文で報告されています※。
※例えばこんな論文で言及されています。
Di Xu & Shanna Smith Jaggars,The impact of online learningonstudents’courseoutcomes:Evidencefroma large community and technical college system, Economics of Education Review Volume 37, 2013.
※2 William T. Alpert&Kenneth A. Couch&Oskar R. Harmon, A Randomized Assessment of Online Learning, American Economic Review Volume 106, 2016.
これらの研究が示すところは、学習には指導者が必要ということです。
オンライン学習でも、教授とのやりとりの場が提供されていれば理解度は高まると考えられます。
私自身教壇に立つ立場であり、e-ラーニングシステムの構築にも携わったことがありますが、講義で学生との対話や学生同士の議論は理解度を上げるためには必要不可欠だと思っています。
特に「考え方」が重要となってくる演習形式の講義ではなおさらです。
八洲学園大学で図書館司書を取得するメリットは・・生きた授業と手厚いサポート
八洲学園大学のメディアスクーリングでは動画のリアルタイム配信をします。
大学側のメリットを考えれば録画したものを使い回した方が、コストがかからず儲かるのですが、そうしません。
あくまでも、受講者の理解度を高めることに重点を置いているようです。
例えば、「情報サービス演習1」という講義では、最初にレファレンス資料の種類や特徴、使い方などについて学習し、その後、クイズ形式のレファレンス質問に回答し、授業で検討をするという内容になっています。
この「授業で検討する」というやり方ですが、チャットを利用して行われます。
チャットやディスカッションが積極的に活用された授業だったので生の授業に近い雰囲気で受講生同士でも交流ができ、またリアルタイムで先生に質問でき授業内容に対する理解も深まったので受講して良かったと思いました。
履修生の感想(2017年秋期)
このように履修生の感想を見ると、「生きた授業」をメディアスクーリングでも行えることを感じさせます。
また、「テキスト履修」についても、担当教員に直接メールで質問ができたり、いくつかの「交流会」がネット上で行われ、課題レポート対策や授業終了後の課外活動なども実施されています。
八洲学園大学の図書館司書コースでは・・7割超が1年以内に図書館司書資格を取得
八洲学園大学では、手厚いサポートと理解を深めるメディアスクーリングのおかげか、7割以上の人が1年以内に図書館司書資格を取得できています。
しかも、今まで2千名超の図書館司書資格取得者を世に送り出しています。
参考
そもそも、4年間で学士や資格を取得する通信制大学の卒業率は50%程度と言われています(高くても70%)。
それほど通信制大学で学ぶということは大変なことなのです。
八洲学園大学の図書館司書コースは・・半年サイクルの講義スケジュール
図書館司書資格取得の講義については、半年ごとに完結するように制度設計されています。
すなわち、最短で半年で資格を取得できるということなのですが、万が一単位を落としてしまった時に、半年以内に講義を再履修できるというアドバンテージがあります。
司書の求人はそれほど多くないから、早めに応募できる体制になっておくことが肝心ね!
早く図書館で働きたい人に最適な八洲学園大学
社会人が図書館司書になるには司書資格だけではなく、お目当ての求人と出会うことが必要です。
司書の求人は残念ながら多いとは言いがたく、自分が働きたい地域の図書館での求人となるとタイミングが合うことが必要です。
ですので、なるべく早く司書資格を取得しておくことがチャンスを増やすための方法です。
また、八洲学園大学では通信制大学には珍しい「就職サポート」も用意されているので、求人情報も集まりやすく、なにより図書館司書としての採用面接の準備ができることが強みです。
↑八洲学園大学公式サイトの就職サポート(司書)に別ウィンドウで飛びます。
・・司書の転職一覧紹介は珍しいです。