スタンディングデスクとは
学校や仕事から帰ってきてからの勉強・・疲れているので身が入らないとか、眠くて勉強できないなんてことありませんか?
そんな時に役立つのが「スタンディングデスク」です。
スタンディングデスクとは、「立ち机」とも呼ばれ、文字通り立って使用するものです。
この、スタンディングデスクには、いくつかのタイプがあり、適切なタイプを選ぶことにより効果を最大に発揮できます。
この記事では、勉強に使うスタンディングデスクの選び方とオススメ商品をご紹介します。
スタンディングデスクでの勉強で効果が期待できるのか?
スタンディングデスクを活用した勉強では、下記の5つの効果を期待できます。
スタンディングデスクで勉強する時はずっと立ったままではなく、「立つ・座るの交互を繰り返す」ことによって、メリットが最大化することが科学的に分かっています。
具体的には60分のうち、10〜20分間は立って、残りの時間は座って勉強すればパフォーマンスが上がるようです。
もちろん、眠気や気分、体調によってこの時間は変わってきますので、必要に応じて「立つ・座る」の動作を調整する必要はあります。
なお、これらの効果の根拠については「勉強にスタンディングデスクの効果はアリ。その科学的根拠とは」という記事で詳しく解説していますので興味のある方はご一読ください。
スタンディングデスクの種類と選び方
スタンディングデスクの種類は大きく分けると、高さが『固定』のものと『上下昇降』ができるものがあります。
前述したように、効率的学習では『立つ・座る』の交互動作が必要なので、上下昇降式が適しています。
昇降式のスタンディングデスクは天板を低くすることで、普通の座って使う机としても使用できます。
また、昇降式のスタンディングデスクは昇降装置の方式により3種類に分類できます(表1)。
スタンディングデスクの種類 | おすすめ度 | |
---|---|---|
1.高さ固定式 | × | |
2.昇降式 | 2-1.手動式 | × |
2-2.ガス圧式 | △ | |
2-3.電動式 | ◎ |
各種類についてメリット・デメリットを見てみましょう。
スタンディングデスクの種類とメリット・デメリット 1 高さ固定式
高さ固定式のスタンディングデスクは、自分の体型に合った高さに調整ができないのでオススメできません。
例えば、上記の例では高さ100cm固定ですが、私の体型(身長168cm)の場合105cm位がちょうど良いと感じています。
ですが、価格が1万円前後と安価で、可動部がないため壊れにくいというメリットがあります。
「立つ・座るの交互」で勉強するならば昇降式スタンディングデスクが便利です。
参考までに固定式の商品を一つ紹介しておきます。
高さ固定式ならコレ!
スタンディングデスクの種類とメリット・デメリット 2-1 手動昇降式
手動昇降式は出回っている機種が少なく、価格も電動昇降式と比べてもあまり違いはないことが多いようです。
手動式は上げ下げの手間がかかるため、毎回となると面倒くさくなることは間違いないので、電動式をオススメします。
例えば、上の写真のサンワダイレクト 100-ERD028Mの場合、ハンドル1回転で1cm昇降します。
30cm上下させるのに毎回30回もハンドルを回す手間がかかり、集中力が途切れてしまうでしょう。
ただし、どうしても電源が取れない場合や少しでも安い昇降式が欲しいのであれば検討の余地はあるかもしれません。
手動式ならコレ!
スタンディングデスクの種類とメリット・デメリット 2-2 ガス圧昇降式
ガス圧昇降式はレバーを引くだけで簡単ワンタッチで高さを高くできますが、下げる時は天板に力を入れて押し下げる必要があります。
背が低い人や非力な人は高さを低くするときに苦労するかもしれません。
手動式と比べて昇降速度は早くできるので、集中力の定価は防げるかもしれません。
また、ガス圧式は天板の耐荷重が手動式・電動式に比べて著しく低いため、重いものを置けないというデメリットもあります。
もし、荷重オーバーや偏った荷重で使い続けると、ガススプリングと呼ばれるパーツが早く消耗してしまう恐れがあります。
価格も電動式とそれほど違わないため、電源が取れないという理由でもない限り電動式が良いかと思います。
ガス圧式ならコレ!
スタンディングデスクの種類とメリット・デメリット 2-3 電動昇降式
電動昇降式の操作部
サンワダイレクト100-ERD025M
電源が必要なことがデメリットですが、機能的に見ると電動昇降式が一番のオススメです。
何といってもボタン一つで設定した高さに上下するので集中力が途切れることなく直ぐに姿勢を変えて勉強を続けられます。
電動昇降式スタンディングデスク特有の機能
電動昇降式のスタンディングデスクを選ぶなら下記の2つの機能が搭載された機種が便利で安心安全です。
電動昇降式のスタンディングデスクの一部には高さを記憶する機能(メモリー機能)があります。
この機能を使うと、毎回記憶した高さにボタンひとつで調整してくれるので、全く手間がかかりません。
ただし、メモリー機能を有する電動式スタンディングデスクはボタン一つで勝手に上下してしまうので、椅子の肘掛等に引っ掛かった場合、事故につながる恐れがあります。
衝撃検知センサー搭載モデルでは、何かに当たった場合に直ぐに逆転動作し事故を防ぐことができるため安心です。
価格はピンキリですが、3〜5万円位でも十分入手可能です。
次のセクションでおすすめの電動式スタンディングデスクを3つほどご紹介したいと思います。
勉強用にオススメできる電動昇降式スタンディングデスクの紹介
このセクションでは電動昇降式のスタンディングデスクを3つご紹介します。
なお、ご紹介するモデルは高さメモリー機能や衝突感知センサーを搭載しています。
おすすめのスタンディングデスク その1
標準的機能でお手頃価格のモデル
Sunon
電動式昇降デスク
※写真をタップするとAmazonの該当ページが別タブで開きます。
スペック概要
- 天板サイズ:幅120×奥行60cm
- 高さ範囲:70.5〜119cm
- カラー(3色):ナチュラルオーク、ホワイト、ブラック
商品の詳細は販売先をご確認ください。
ポイント
- コスパが最高に良い商品です。
- 耐荷重が約100kgで頑丈に作られています。
- 操作部にUSBポートを搭載しているため、スマホ・タブレットを充電しながら使えます。
- 保証期間が3年間もあるので安心です。
価格と購入情報
実売価格帯
2万円台〜
価格調査日:2023/1/8
※送料は考慮していません。
※価格は常に変動します、下のボタンでご確認ください(別タブで開きます)
おすすめのスタンディングデスク その2
引き出し付きの多機能モデル
パイズピークPYKES PEAK
電動式上下昇降デスクS-200
※写真をタップするとAmazonの該当ページが別タブで開きます。
スペック概要
- 天板サイズ:幅120×奥行60cm
- 高さ範囲:70〜119cm
- カラー(4色):ウォールナットブラック・ホワイト・ブラック・メイプルホワイト
商品の詳細は販売先をご確認ください。
ポイント
- 安心の日本メーカー製です。
- 操作部にUSB充電ポート(2個のうち1つはType-C)を搭載しているため、スマホ・タブレットを同時充電できます。
- 引き出し付きなので、机の上が片付いて勉強に集中できます。
価格と購入情報
実売価格帯
4万円台〜
価格調査日:2023/1/9
※送料は考慮していません。
※価格は常に変動します、下のボタンでご確認ください(別タブで開きます)
おすすめのスタンディングデスク その3
奥行き幅が狭いモデル
サンワダイレクト
電動昇降デスク100-ERD025M
※写真をタップするとAmazonの該当ページが別タブで開きます。
スペック概要
- 天板サイズ:幅120×奥行51cm
- 高さ範囲:73〜123cm
- カラー(3色):ブラウン・ライトブラウン・ホワイト
商品の詳細は販売先をご確認ください。
ポイント
- 安心の日本メーカー(大手)
- コンパクトサイズ
価格と購入情報
実売価格帯
4万円台〜
価格調査日:2023/1/9
※送料は考慮していません。
※価格は常に変動します、下のボタンでご確認ください(別タブで開きます)
まとめ:スタンディングデスクの選び方
スタンディンングデスクは電動昇降式のモデルが勉強に適しています。
手動・ガス圧と比較しても電動はそれほど高くないので、コスパでみても電動昇降式をお勧めします。
勉強をする環境を適切に整える事で、効率よく勉強できるようになりましょう。
例えば、「1日1分」だけでも今まで以上に集中できれば「年間で360分」も余計に集中できたことになります。
また、座ったままで長時間過ごすのは体にも良く無いので気分転換がてら立って勉強するのも良いのでは無いでしょうか?