入学準備

一人暮らしの大学生のための静音洗濯機(容量7kg以下)の選び方とオススメ機種

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大学生のアパート一人暮らし。洗濯機は性能と騒音について考えよう。

一人暮らしの人が避けられない家事は洗濯。食事や掃除は一時的にでも逃げる方法がありますが、洗濯だけは待ったなしです。油断すると明日着るものが無い!なんてことも…。
  大学生のアパート一人暮らし、バイトの関係で夜中や早朝に洗濯機を使うこともあると思います。
  悪気はなくとも、近所からうるさいと言われてしまい、騒音問題に発展しかねません。
  また、いきなりキレられて事件へ発展することもあるかもしれません。
  できれば、近所とのトラブルは避けたいものです。
  この記事では、近所から「うるさい!」と言われないように、一人暮らしアパート用の洗濯機や騒音防止のアイテムを紹介したいと思います。

乾燥機能付きの洗濯機を検討中の人は「一人暮らし大学生のための乾燥機付洗濯機の選び方とオススメ機種」も参考になります。

騒音はどれくらいでクレームになるのか?

アパートで、近所から一番クレームが来ると言われているのは騒音です。
  私もかつてアパートの2階に住んでいましたが、椅子のキャスターの音で1階の住民からクレームをもらったことがあります。
  当時は「それくらいの音で?」と思ったものですが、それ以降自分が騒音を出しているかもしれないと思い気にするようにしています。
  では、「どれくらいの音をたてるとクレームの対象になるか?」ということですが、実は明確な数値はありません。
  騒音というものは、他人がうるさいと感じてしまえばどんな小さな音でも騒音となりうるのです。
  日本では騒音に対して「環境基準」というものが設けられていますが、環境基準を下回る騒音を立てても、隣人がうるさいと感じてしまえばクレームの対象となりえます。
  うるさいと思い、怒鳴り込んでくる神経質な人もいるかもしれません。
  特に女性の一人暮らしの場合、無用のトラブルは避けたいものです。

騒音の大きさと環境基準

騒音の環境基準では、主に居住地の夜間で45デシベル(dB)以下という決まりがあります。
  しかし、一般人がデシベルという数値を測定することは専用の機械がないので不可能です。
  そうすると、我々が騒音の大きさを知るには耳で聞く感覚に頼ることになるでしょう。
  このデシベルという数字ですが、大まかに下表のような関係があります。

表1 dBと音の大きさの目安
出典:”日本建築学会編 / 建築物の遮音性能基準と設計指針”一部省略
騒音レベル(dB) 音の大きさの目安
うるさい 70 掃除機・騒々しい街頭・キータイプの音
60 普通の会話・時速40キロで走る自動車の内部
普通 50 エアコンの室外機・静かな事務所
40 静かな住宅地・図書館
静か 30 ささやき声・深夜の郊外
20 ささやき・木の葉のふれあう音

深夜の騒音の場合、40デシベル以下に抑えるのが望ましいように思います。
  実際はご近所との間には、壁がありますから、洗濯機から出る音は減少します。しかし、振動は床や壁を伝わり隣室へ伝わります。
 

ポイント

デシベル(dB)という単位、3デシベル上がると2倍の音量、6デシベル上がると10倍の音量となる特性があります。 感覚的には1dB上昇するだけで、うるさくなったと感じると思います。

一人暮らし1日あたりの洗濯物の容量(重さ)

一人暮らしの人が1日で出す洗濯物の量は約2kgです(表2)。
  2日に1回洗濯するとなると、一人暮らしに必要な洗濯機の容量(能力)は、4.5kg以上と考えられます。
  ただし、運動系のサークルや部活に入る人、ある程度洗濯物をためて洗濯する人は容量7kgが良いと思います。
 

表2 一人暮らしの洗濯物の量(1日あたり)
※私物の実測による
衣類の種類 重さ(約)g
ワイシャツ 200g
Tシャツ 120g
トランクス 90g
ジーパン 490g
靴下 50g
ハンドタオル 40g
バスタオル 330g
パジャマ 600g
合計 1920g

一人暮らし用に最適な洗濯機(乾燥機能なし)を運転音で比較

アパート暮らしではなるべく静かな洗濯機が良いと思います。では、大学生の一人暮らしではどのような洗濯機が良いか具体的に見てみましょう。
  4〜7kgの容量を持つ洗濯機の運転音(カタログ値)を表3で比較します。
  比較する洗濯機(乾燥機能なし)は、いずれも一人暮らしの大学生に洗濯容量が最適と思われる6機種です。
  国内の通販で購入できる物のほとんどを網羅しています。

表3 一人暮らしサイズ洗濯機(乾燥機能なし)の運転音比較
シャープ ES-GE4C-T Amazonで見る→
容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 40dB/48dB
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容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 41dB/47dB
ハイアールJW-C45D-W Amazonで見る→
容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 39dB/52dB(50Hz)
40dB/52dB(60Hz)
東芝AW-45M7-W Amazonで見る→
容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 38dB/45dB
ハイアールJW-CD55A-W Amazonで見る→
能力 運転音(洗濯/脱水)
5.5kg 36dB/42dB(50Hz)
36dB/42dB(60Hz)
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能力 運転音(洗濯/脱水)
7kg 26dB/37dB

静音性で一人暮らし用洗濯機を選ぶならDDインバーターモーター採用品

容量が4.5kgの洗濯機は、運転音で比較すると、どの機種もうるさいです。ただし、東芝AW-45M7-W の運転音が少し静かです。
  他の容量4.5kgの機種は脱水時に50dB近くまで音が出るので、深夜帯、早朝の洗濯は避けた方が良さそうです。
  注目すべきは容量5.5kgのハイアールJW-CD55A-W と容量7kgの東芝AW-7D8-W です。容量が4.5kgよりも大きいにも関わらず、DDインバーターモーターを採用しているため静音性能が高いモデルです。
  この、DDインバーターモーターは容量4.5kgの小型モデルでは各メーカーとも採用していません。容量が大きくなるため価格は少し高めになります。
  6dB大きくなると音量は10倍になるわけですから、東芝AW-7D8-Wはかなり静かです。

メモ

ハイアールの洗濯機では運転音が50Hzと60Hzで別の表記になっています。このHz(ヘルツ:周波数)は電源の周波数のことで、日本においては東日本は50Hz、西日本で60Hzです。周波数が大きくなると、同じ電圧でもモーターの回転数が早くなるため、一般に運転音が大きくなります。ハイアール以外のメーカーでは周波数で運転音の表記を変えていないため、50Hzでの運転音だと思われます。すなわち西日本で使うと少しうるさくなる可能性があります。

一人暮らし用に最適な洗濯機(乾燥機能なし)を価格と機能で比較

先ほど運転音で比較した6機種について、機能と価格で比較します(表4)。
  運転音が小さい機種を選ぶ方が望ましいのでしょうが、予算的に厳しい人は時短機能で短時間で洗濯が終わる機種をオススメします。
  騒音が出てしまうのであれば、なるべく短時間の方が隣人を刺激しないでしょう。

表4 一人暮らし用に最適な洗濯機(乾燥機能なし) 価格・機能で比較
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オススメ度:★☆☆☆☆
容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 40dB/48dB
注目の機能とオススメ度の理由
標準コースで28〜33分、時短コースで19〜28分で、時短コースの時間はそれほど短縮されていない。価格も他の容量4.5kg機種と比較すると若干高め。運転音も脱水時に48dBと大きな音を出すことから騒音対策面でも評価できない。ただし、日本メーカーにこだわるのであればアリなレベル。
価格帯 2万円後半〜3万円前半

各ショッピンサイトで価格の確認ができます。

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オススメ度:★★☆☆☆
容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 41dB/47dB
注目の機能とオススメ度の理由
価格帯が2万円前半ということで、一人暮らし用洗濯機の中では最安の部類である。標準コースで32〜35分であるが、おいそぎコースで10分で洗濯完了する点は評価できる。ただし、おいそぎコースの場合「汚れの少ない衣類を2kgまで」という制約がある。運転音は脱水時47dBでうるさい
価格帯 2万円前半

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オススメ度:★☆☆☆☆
容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 39dB/52dB(50Hz)
40dB/52dB(60Hz)
注目の機能とオススメ度の理由
価格が2万円前半で、一人暮らし用洗濯機としては最安の部類。標準コースで32〜37分、お急ぎコースは10分(ただし、洗濯容量1.5kgまで)で完了する。しわケア脱水機能搭載で、シワ付きが軽減される。脱水時の運転音が52dBで一番うるさい。
価格帯 2万円前半

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オススメ度:★★★☆☆
容量 運転音(洗濯/脱水)
4.5kg 38dB/45dB
注目の機能とオススメ度の理由
価格は2万円後半で他の容量4.5kgの機種と比べ数千円高め。標準コースで38〜49分と標準コースでの洗濯時間が長め。スピードコースでは18〜25分に短縮される。運転音は容量4.5kgクラスでは一番静か。
価格を抑えたいが、静かな洗濯機が欲しい人にオススメのモデル。
価格帯 2万円後半

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オススメ度:★★★★★
容量 運転音(洗濯/脱水)
5.5kg 36dB/42dB(50Hz)
36dB/42dB(60Hz)
注目の機能とオススメ度の理由
一番のオススメ機種!価格は3万円前半と高めだが、なんといっても静か。特に、西日本の60Hz電源でも静かな運転音であるところが特徴。標準コースでは33〜38分、お急ぎコースでは10分(ただし1.5kgまで)で洗濯が完了する。しわケア脱水機能搭載で、シワ付きが軽減される。洗濯容量も5.5kgで多少余裕ができる。
価格帯 3万円前半

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オススメ度:★★★★☆
容量 運転音(洗濯/脱水)
7kg 26dB/37dB
注目の機能とオススメ度の理由
洗濯容量7kgで大分パワフルであるが、このモデルはコンパクト設計になっている。洗濯容量が大きいため、価格は今まで見たものより大分高い。一番の特徴は「かなり静か」という点です。インバーター採用なので西日本でもお案じ騒音値だと思います(確認中)。
ウルトラファインバブル洗浄機能を有し、汚れが落ちやすい(特にYシャツの首回りの黄ばみを訴求しています)。風呂水ポンプを標準搭載でエコである。
静かさを求める人、運動系サークル・部活の人にオススメしたいモデル。
価格帯 7万円後半

騒音・振動対策アイテムの紹介

すでに一人暮らし用に洗濯機をお持ちの方や、これから購入予定だけど騒音対策をしたいという方にオススメのアイテムがあります。
  価格もそんなに高くないので、洗濯機購入時のポイントを利用するのはいかがでしょうか。

東京防音 洗濯機用防振ゴム TW-660 ニューしずか
高性能防振ゴム(天然ゴムの約10倍の効果)を採用している商品で高性能です。 1000円程度で、騒音のみならず、振動も抑制できるすぐれものです。

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